僕の命と共に尽きるように
君の膵臓をたべたい
思っていたより退社が遅くなった。
自宅近くの映画館でレイトショーを観るのにいい時間だった。
「君の膵臓をたべたい」
小説も映画も評判がいい。
話題の作品はとりあえず手を出してみたい。
両方観るなら、映画からがいいのではという先輩のアドバイス通りに。
帰りの電車で、スマートフォンからチケットを購入した。
開映時間までに本屋に寄って文庫版を買った。
タイトルからして、絶対泣くやつだ。
案の定泣いた。
もう1回観ても多分泣く。
同じシーンで泣く。ちなみに数回ある。
文庫版は、再来週に控えた出張の移動時間に読む。
今日は準備がなかったので垂れ流していたが、チーフは持っておくことにする。
君の膵臓をたべたい。
もう一度誰かのことをそう思える日は来るだろうか。