きっと独りで生きていく。

ただのライフログ。

想いよどうか届いてほしい

3日続けば本物、という言葉をツイッターで見かけた。

 

3日続くようならその感情は疑いようのないもの、ということらしい。

会社に対しての憎悪が低減しないなら逃げることも考えろ、というような趣旨だった。

 

憎しみは消えない。感謝も消えない。

ずっと考えていることがある。

余命あと一週間とわかったら、恨みある人物に復讐を果たすか世話になった方々に感謝を伝えに行くか。

自分はどちらを選ぶのだろう。どちらも選ばずに最期まで独りでいることを選ぶのだろうか。

 

余命があと一週間もあるかどうかなんてわからないのだから、

死の際に後悔するくらいなら感謝は伝えられるだけ伝えておきたいものだ。

3日続いたら、伝えないといけない。伝えないままだときっと死に際後悔すると思う。

 

目の前にして言葉にしても伝わっているかわからないときもあるし、

遠すぎて伝わったかどうかなんて知る術がないときもある。

 

自己満足以外の何物でもない。

どうかありがとうが届いていてほしい。

ぐるぐるはらせん階段

頑張りたいのに頑張れないとき、ネジを回す。

 

資格試験の日が近づいているのに全然集中できない。危機感もない。

クズになってしまった自分を責める前にとりあえず勉強はやらないといけない。

 

ぼーっとしかけたら、オルゴールを鳴らす。

いつも元気をくれているアイドルグループの曲が流れてくる。

曲自体は今の状況には重ねられるようなそうでもないような、でも大好きな彼らのことを思い出す。

 

頑張りたいけれど頑張れない。

笑顔になることができない。

そんな日だってあるだろうに、彼らはいつだって笑顔を見せてくれる。

それが仕事だ、といえばそうだけど、自分は出来ない日があった。

彼らにできて私ができないはずはない、ともう一度頑張ろうと思ったはずだった。

 

そして今がある。試験もだから受けようと思ったんだ。

それを無理やりにでも思い起こすためにオルゴールを回す。

流れてくるフレーズは今の自分に全く関係ないけれど、ちょっとだけ意志が戻ってくる気がする。

 

絆 小さく結ばれてく

出会えてありがとう

君の声が戻ってくる

皆、桜が似合う姿をしていた。


自衛隊員となって2年目の春。
新入生を迎えるパレードに向かう道。
地獄のような日々が始まったばかりの頃、すでに満開になっていた桜の花弁を浴びていた。

始まったばかりだったけど、もう長いこと地獄に囚われているような気がしていた。
桜が咲いていることに気づいたのはようやくそのときで、きっと顔も上げず瞳も死んで息をしていたのだろうと思う。


目の前に連なる自分と同じ紺の制服を着た同期と先輩たち。
舞い散る桜色はよく映えて美しかった。
そういえば、陸は緑、海は黒、空は藍、
全て桜の似合う色をしていたな
我々は桜が似合う姿をしているのだな
そう思ったことだけ、地獄の日々のその時間だけ、妙に覚えている。


制服はもう脱いだ。
今は黒い服をよく着ているが桜の季節はどうだろうか。
今の自分にはきっと桜は似合わない。
少なくともあの頃の自分ほどには。


それはとても美しかった。

きっとまたいつか そう君に会う

必ず戻ると決めて、迷わなかった。


夢を見た。
四方八方に機械があって、攻撃してきた。
私は逃げ出そうとしているらしい。実験体か何かであるらしい。
そして、今いる場所は現実世界ではなくシミュレーションのようなもので映画マトリックスのような世界観だった。

機械を叩き壊して走っていく。
たまに攻撃を喰らう。スタンガンみたいなもので動きが止まる。
殺すわけではなく再び捕らえようとしているようだ。
そうはいかない。こんなとこに居続けてたまるか。
身体が動くと同時に叩き潰す。
何のためだか知らないが私は非常に強く作られていた。


張り巡らされたデータを次から次へ飛び移って登っていく。
幾層にも重なったプログラムの床が崩れていく隙間を次々潜っていく。
どんどんと景色の解像度は落ちていく。現実は近い。
最後の隙間を潜って、目が覚めた。


印象的な夢を見たら書き留める。
夢の記憶は弱いからすぐに忘れ去ってしまう。

そして夢占いを見る。
解釈は様々なのかもしれないが、
どうやら私は変わろうとしているらしい。

自分の決意の現れなのかもしれない。
ちゃんと戻ってきて目を覚ました、とんでもなく強い私のように
私は成さねばならないのかもしれない。

流したはずの涙より

理解してもらえなくて、理解してなかったことに気づく。


2カ月遅れで異動してきた同僚。ともに経験はゼロ。
2カ月の差は決して埋めさせまいと努力した。
与えられた環境の差はあって、埋められるどころか大きく引き離した。


私の業務を同僚に渡すことになった。
作業をなぞるだけなら容易く、概念と意義を飲み込むのは一筋縄ではいかない。そんな業務。
理解がなければ、業務の遂行が完全にならないから、あとで苦しいから、作業だけ説明するようなことはしなかった。
そんな環境を与えられてこなかった同僚に、負い目のような感情があったのは否定できない。


いつも気づくのは誰かに説明するときだ。
わかるように話せなくて、言い換えることも例えることもできなくて、理解が浅いことに気づく。
同僚に対する負い目が1つ増えた。


上司は私を同僚の隣へ席替えすることに反対している。
同僚の上司は、同僚へのサポートが必要だと席替えを要求している。

私は、負い目を消せるかもしれないと、席替えを望んでいる。

失くしたって気付かぬ者からは

オフィスに着いて挨拶しようとして、声が出なかった。


目覚めたときから倦怠感がすごかった。咳も出た。
会社に着くまで声を出す機会がないので気づくのはそのとき。
電話に出てもなんだか上手く喋れない。ぼーっとしてしまって、かけてきてくれた方の名前を聞き逃す。

やってしまった、と思った。風邪をひいてしまったのだ。
月初のくそ忙しいこのときに。なんだか以前にもこんなこと言った気がする。

昨夜一緒に飲みに行った上司が「昨日の酒は本当に旨かった。おかげですごく身体がだるい。なんだか体調がよくない」と言った。
風邪と思っていたが酒だったのか。ならば大して問題ではない。
私もきっと酒が残っていて調子がよくないのだ。喉も酒で焼けてしまっただけだ。

帰りにツイッターを眺めた。今日は花粉が凄かったらしい。
もしかしてくしゃみが出て目が充血しているのは花粉症なのだろうか。
風邪でも酒でもなかったのか。

病は気からというが。
風邪ではない理由がいくらでもあるから、私は一生風邪をひかないと思う。
明日はきっと声が出る。

少し苦い君の匂いに

ビタミンを吸ってみた。

 

ここのところ、休日は天気が荒れている。

家にひきこもるのだが、いつも悩むのが喫煙事情。

室内が煙くなるのが嫌なのでタバコはベランダに出て吸う。

でも、あまりに荒れていると出られない。

ベランダの戸だけ開けて吸ってみるが、煙が室内に入っていくのが全部見える。

 

電子タバコは気になっていた。

アイコスユーザーが周りに多いので、室内で吸っても問題がなさそうだ。

だが初期費用が非常に痛いのと、試しに吸わせてもらったところかなり気持ち悪かったのがネックになって手を出せずにいた。

 

本日、荒れた天気の中、食糧が尽きたので米を買いに行った。

eVitaという電子タバコを見つけた。

ニコチン・タールはゼロ。ビタミンやコエンザイムQ10やらを水蒸気にして吸うものらしい。

電子タバコというよりはミストサプリのようなものだろうか。

ベランダに本当に出たくないと思っていたので試しに購入してみた。800円と少し。

 

水タバコを吸っている感覚に近いだろうか。

タバコを吸っているという気には全くならず、紙巻に火をつけたくなる。

しかしながら煙を吸って出すという動作はタバコそのもので、少し気が紛れる。

減煙には役立つかもしれない。

ただ、紙巻のように燃え尽きたら終わりというわけではなく、1本で500回、使い捨てである。

止め時は自分で決める。しかしニコチンもタールもないので吸いすぎで気持ち悪くなることもなく、延々と吸ってしまう。

タバコを吸いたい気持ちを紛らわすために延々と吸い続けていたら1時間ほどで吸い尽くしてしまった。

割と深く吸っていただろうから、500回もたなかったと思う。

あと、強く吸うと水蒸気が熱いのでゆっくり吸わないと痛い。

 

思ったより悪くはないな、というのが感想だが、コストパフォーマンスはよくない。

ついでに、ビタミンを吸ったものの、摂取できているかはわからない。

健康的な観点から言えばタバコを吸うよりはマシ、といったところか。

 

好きなアイドルの生配信がある日だけ買うことにしよう。

咥えている間だけはタバコを吸えなくてもそれほど気にならないから。