きっと独りで生きていく。

ただのライフログ。

超天変地異みたいな狂騒にも慣れて

ウルトラCを決めるチーム。


12人いたときに、15日かけていた業務。
9人でなんとか10日で終わらせられるようになった。
それを今回限り精度を落として7人で8日で終わらせろと命じられた。


残業と休日出勤の力業と、でなんとかした。
これはこれで成果かもしれないが、とんでもないものを作っているような気になって落ち着かない。
メンバーが全員ダークサイドに堕ちていく。


上司が声をかけてくれたので、
アイドルのことを考えながら仕事している。だから肉体は疲労しても精神は大丈夫。
と答えた。
それは大丈夫じゃないし仕事にならないだろうから今日はこれで帰れと言われた。
客観的なことは一切無視していることは認めるが、上司の発言はダークサイドに堕ちている、と思った。


今日は、眠れているか、と聞かれた。
焼け焦げてなお息のある人間を踏み潰して楽にしていく悪夢を見たと答えた。
少ない睡眠時間でも短期間なら疲労を感じない意識の保ち方を教えてくれた。
何時間寝た、ではなく夜に眠って朝起きた、と意識することだという。
疲労を感じないだけであって疲労しないわけではないということも。
その上司と、他に誰もいなくなったオフィスを後にしようとしたとき、鞄を忘れていることに気づいて走って取りに行った。
疲労はとれないかもしれないが、明日も忘れそうになるかもしれないが、今日は夜眠って、明日の朝起きる。


結果だけ語ればウルトラC
振り返れば犠牲の山。
辛い日々だけど、嫌気がささない。一難去ってまた一興。

Keep on groovin´

長いものには巻かれて生きてきた。


長いものに巻かれて失っていくものはありつつも
最後の最後まで守るべきものは持ち続けていた。
そんな歌詞の好きな歌がある。
今でもよく聴いている。
長いものに巻かれて生きていくのはこれからも変わらないと思うから、忘れないようにしようと思っている。


長いものも守るべきものも人によって違うようで、
最後に同僚と2人だけ残ったオフィスでいきなり同僚がキレた。

いや気持ちはわかるが長いものに巻かれとけ。
と答えたが、同僚にとっては譲れないものがあったらしい。
諦めていいものではなかったらしい。


私が好きなこの歌は同僚には響かないだろう。


辞めた同僚とは叶わなかったけど、
こいつとは組んで上に行けるかな、と少し考えた。
奴の大嫌いな長いものには巻かれておくので、私が磨り減らしていくものを守っておいてもらえれば。

耐え続けていく事

その思い出だけで、これから先ずっと歩いて行ける。


笑顔の素敵な人で、
美しい声を持つ人で、
自分よりずっと小柄な人だった。


独りで立てなくなる気がするから忘れたくない。
こうして書き留めたら忘れないだろうか。
言葉にして語り続けたら覚えていられるだろうか。


思い出だけで、これから先ずっと笑っていられる気がする。
叶うことなら、そう伝えられる日が来てほしいのだけど。

Everyone believed in life day by day.

手帳にメモをすることを「明日の自分への伝言」と呼んでいる。


「やり残すと明日辛い」は「明日の自分に恨まれる」と表現する。
まだ見ぬ未来の自分は他人のように感じられる。

最近は記憶力の限界により、昨日の自分からの伝言に助けられることも多くなった。
しかしながら、雑すぎて意味がわからないままになっている伝言もある。


年末年始の休暇をもらったので、来年の自分に恨まれないように残業してかなりきれいにしてきた。
それでもちょっと恨まれそうな量が残ってはいるが、仕事納めの日の自分は頑張った。

年越しだからと特別なことは何もしない。
明日の自分は来年の自分だが、いつもと同じ明日の自分。
それでも年が変わることを区切りとするならば、2017年の自分は、2018年の自分に笑顔で会っていいと思う。
2018年の自分は色々と思うこともあるだろうが、そいつのしてきたことを振り返れば「お疲れ様」で見送れるだろう。


あと30分くらいだけど、眠らないと次の自分は来ないような気がするから、時間で区切るのはちょっと難しい。


1年で区切れば今年の自分はこんな評価。
小学生の頃から散々聞いた気もするが、
1日もそうやって過ごせたら人生も変わる。

いつか最後に

記憶力の限界を最近感じる。


という話を上司にした。
業務の進捗も数日前の電話応対も、尋ねられればその場で即答できた。今はそれができなくなった。
チェックリストを作成して進捗管理してそれを見ながら答えるようになって、「思うに、それは年齢だ」と返ってきた。
上司も今の私ぐらいの年齢からそうなったと。


できることが増えていく一方で、できなくなることも確実に増えている。
酒は飲めなくなった。食事も以前と同じ量は食べられない。ゲームもぶっ続けでプレイする集中力はもうない。
悲しいとは思わない。
だけど、できなくなっていることに気がつかないでいるとたぶん幸せに生きられない。


20歳サバを読んで行動すること。脳を若く保つ秘訣だと聞いた。
20年前の自分が持ち得なかった力を持つ一方で、20年前の能力は失われている。


ゆっくりとしか歩けない高齢者を見るたびに、いつ自分はこうなるのだろうと思う。
人生が足りないとよく思う。

右手に白い紙

また、夢で例の人と会えた。


夢の中で、何度も同じ時をループしていた。
毎回起こることは異なっているけれど、繰り返すその時間を私は全て記憶している。
横にいる彼女はそうではないようだった。
だけど、繰り返す時間の中で得られる情報だけが彼女の中に蓄積されていた。

目の前のステージで行われるパフォーマンス。
さっきは赤髪だった。今度の彼は茶髪のメッシュ。
私は全て覚えている。何度も同じ時間を過ごしていることも知っている。
彼女はいつだって初めてのステージ。だけど、赤髪の彼の連絡事項は把握している。何故把握しているのかわからないまま。


彼女がどこかに本当にいるなら、同じことが起こっているんじゃないか、と目覚めたときは思った。
会ったのは私の夢の中だけど、彼女は私の夢を見ないのだろうけど、
私のことだけ知っていたりはしないだろうか。


眠る間に夢を見ることに理由があるなら、彼女の存在は私にとって無視できない。

右手に白い紙

また、夢で例の人と会えた。


夢の中で、何度も同じ時をループしていた。
毎回起こることは異なっているけれど、繰り返すその時間を私は全て記憶している。
横にいる彼女はそうではないようだった。
だけど、繰り返す時間の中で得られる情報だけが彼女の中に蓄積されていた。

目の前のステージで行われるパフォーマンス。
さっきは赤髪だった。今度の彼は茶髪のメッシュ。
私は全て覚えている。何度も同じ時間を過ごしていることも知っている。
彼女はいつだって初めてのステージ。だけど、赤髪の彼の連絡事項は把握している。何故把握しているのかわからないまま。


彼女がどこかに本当にいるなら、同じことが起こっているんじゃないか、と目覚めたときは思った。
会ったのは私の夢の中だけど、彼女は私の夢を見ないのだろうけど、
私のことだけ知っていたりはしないだろうか。


眠る間に夢を見ることに理由があるなら、彼女の存在は私にとって無視できない。