きっと独りで生きていく。

ただのライフログ。

いつか最後に

記憶力の限界を最近感じる。


という話を上司にした。
業務の進捗も数日前の電話応対も、尋ねられればその場で即答できた。今はそれができなくなった。
チェックリストを作成して進捗管理してそれを見ながら答えるようになって、「思うに、それは年齢だ」と返ってきた。
上司も今の私ぐらいの年齢からそうなったと。


できることが増えていく一方で、できなくなることも確実に増えている。
酒は飲めなくなった。食事も以前と同じ量は食べられない。ゲームもぶっ続けでプレイする集中力はもうない。
悲しいとは思わない。
だけど、できなくなっていることに気がつかないでいるとたぶん幸せに生きられない。


20歳サバを読んで行動すること。脳を若く保つ秘訣だと聞いた。
20年前の自分が持ち得なかった力を持つ一方で、20年前の能力は失われている。


ゆっくりとしか歩けない高齢者を見るたびに、いつ自分はこうなるのだろうと思う。
人生が足りないとよく思う。