きっと独りで生きていく。

ただのライフログ。

あのささやかな人生は

ウルトラCを決めたチームが私をもう1人見つけてきた。


ウルトラCを毎月決めていたらダークサイドに堕ちる前に全滅してしまう。
補充人員の確保は最優先事項だった。

私のような人を、と有り難いお言葉と共に探してくださった。
しかしながら、存在するはずがない。と正直に答えていた。
今まで生きてきて出会ったことがなかったから。
なのにかなりの早さで見つけてきた。
結構たくさんいるのかもしれない。


面接をした3人が3人とも私に似ていると言うのだから本当に似ているのだろう。
容姿が、というわけではなくて全体感として、雰囲気が、ということらしい。
会うのが怖い。


他人から見た自分が目の前に現れるというのはなかなか強烈な出来事だと知った。
自分をどれだけ客観視できているかの答え合わせだ。
好ましい人物でも受け入れがたい人物でも目の当たりにしたくない。
でも明日来る。隣の席に。


人とは思えない。
そんな感情が湧くような人だったなら、それが最良ということだろうか。