きっと独りで生きていく。

ただのライフログ。

もう一度朝と出会えるのなら

この身体で、死ぬまで生きていないといけない。

 

生まれたときと比べればだいぶ姿も変わったが、ずっと付き合ってきたこの身体。

まだまだ知らないこともあるようで、この期に及んで変わるところもあるようで。

好きなところもあって、気に入らないところもあって。

なかなか折り合いがつかない。

 

この一週間、貧血の症状に加え倦怠感が酷かった。

貧血はすぐにおさまったが、朝から身体がだるい毎日。

夕刻になるにつれ耐え難く、業務に支障が出るほどだった。

健康が取柄の人間は、体調を崩すことに慣れていない。

 

普段と同じ速度で歩くことすらできず、帰宅すればシャワーを済ませてすぐに床についていた。

1分以内には寝入っているような気がするほど寝つきがいいのに

ここ最近は寝つけない。(それでも30分以内には寝入っている)

でも疲れ切っていて寝返りも打てない。

それなのに眠りが浅く、変な夢を見る。

だるいまま出社して、倦怠感に耐えながら仕事をこなして、以下繰り返し。

 

倦怠感が苦痛だと感じるほど強いことは今までなかったから、

本当に何か病気になったかもしれないと思った。

普段ひかないからわからないのだが、これが風邪というものだろうかと疑っていた。

 

原因はエネルギー切れだった。

夕食を摂らなかったからだった。

 

たまたま疲れて帰った日、空腹を感じなくてコーヒーだけ飲んで眠った。

次の日、空腹は感じるのだが食事が面倒でタバコだけ吸って眠った。

そうして先週くらいから夕食を摂っていなかった。

デスクワークだからむしろ摂取エネルギー量としては適正量だろうと思っていた。

 

昨日は本当に酷く、明日の朝は会社に辿りつけるかわからないとさえ思った。

ベッドに横たわって動けないが、寝付けもしないので、どうしてこうなったと考えて夕食を最近とっていないことを思い出した。

空腹だが食べる気が起きない。でも無理やり食べた。そして今日は少し改善した。

帰宅してまだ倦怠感はあるが、ペンネを大量に茹でてがっつり食った。

ここまで露骨かと思うほど元気になってきた。

 

あまり燃費が悪いと思ったことはないのだが。

世の指南書が何と言おうが、自分の欲望を信じようと思った。