きっと独りで生きていく。

ただのライフログ。

振り返れば夢の足跡

現業務での初めての出張。


君の膵臓をたべたい
を行き帰りの飛行機で読むつもりだった。
上司があんなに喋るとは思っていなかった。
1日に話す言葉の数は人によって決まっていると聞いた。
出張先でも話すのはほとんど上司。
私の3倍はありそうだ。
2ページくらいしか読まなかった。


過去から現在に至るまで。色々なことを話した。
いつだって思い通りの人生は歩んでこなかった。
でもいつだって今が一番幸せな人生だ。


こんな職種に就いて、こんな業務を担当して、こんな出張に行かせていただいて、
想像したこともなかった。
将来を想像してみて、その通りになったことは一度もない。
きっとこれからもそう。


妄想癖がある。
考えられ得る最高の状況を頭に浮かべて生きている。
その一方で、想像している場面は決して訪れないことを知っている。
いつも現実は軽々と想像を超えてくる。


こんなはずではなかった。
笑っていつもそう言っている。