きっと独りで生きていく。

ただのライフログ。

日を重ねれば大切なものが増えて

新しく手帳を買った。

9月始まりのものを買うのは初めてだ。

 

ここ数年で仕事もライフスタイルも変化しているので

手帳ジプシーと化している。

 

どうしても譲れないのは、方眼であること。

 

 

前職ではずっとほぼ日Weeklyを愛用していた。

日ごとに午前・午後の業務を書いておいて

メモ用の右ページには何でもメモして

ToDoは付箋に書いて右ページに貼っておく。

終わったToDoは日記に貼る。

持ち歩くことが多かったので、小さく薄いことは重要だった。

 

数年前に今の会社へ転職して仕事がガラッと変わった。

業務中に手帳を開けないし持ち歩けないので

メモする必要があれば付箋にしてその辺に貼っていた。

日によってはすごい数の付箋が無秩序に貼られるので

なんだかエヴァンゲリオンのワンシーンを思い出した。

マギシステムの内部。リツコさんのお母さんが書いたコードだらけのところ。

この頃はもはや手帳は使っていなかった。

 

その後異動してまた業務がガラッと変わった。

スケジュール管理は共有のためにクラウドで行うようになった。

しかし自身のタスク管理のために手帳はやはり必要だった。

外回りも多く、1日に何件も日程調整をするためすぐに入力・出力できないクラウドだけでは少々不便だった。

ほぼ日Weeklyは細かい日程を書き込むには小さすぎた。

バーチカルのものが必要だった。

 

ジブン手帳を使い始めた。

一生の予定は書き込んでもあまり見返さなかったのでそのまま書かなくなった。

ミーティングなどの内容はIDEAを使い

DIARYのマンスリーとバーチカルでそこそこうまくやれていた。

不測事態の対処部隊だったから業務予定は長期にわたるものかかなり短期のものだけ管理していた。

していたというか予定自体がよく消失した。長期のものはそう簡単に消失しないから長期になる。

ガントチャートがあったのはありがたかった。

 

そしてPat-miに変えた。

本当に1日に出先で細々と日程調整するときにはマンスリーとバーチカルが直結しているのはすごく便利だった。

長期のものはクラウドで管理して、スケジュールのメモとして2か月分だけ持ち歩く。

見返すことなどないから、最小限の携帯ができるようになったのは画期的だった。

 

そしてまた異動になって業務がガラッと変わった。

この間の異動はすべて職種ごと変わっている。ドラクエで転職するとレベル1からになるというのを本当に体感する。

 

Pat-miは役に立たなくなった。利点を活かせる業務からお役御免になったからだ。

クラウドに入れている内容がすぐ出力できない場面でマンスリーを見渡す必要があるときぐらいになり、

それさえもぺらぺらめくれてしまうので使いづらさのほうが目立ってきた。

 

現在は、日ごと、週ごと、月ごと、年単位それぞれでスケジュールとタスクを管理する必要がある。

ほぼ日Weeklyの大きいバージョンがあればちょうどよかった。

で、9月始まりでメモ欄が方眼でA5サイズのものを発見したので買ってきた。

名前は「仕事計画」というらしい。

 

もう当分異動はないはずだ。さすがにいい加減にしてもらいたい。

使い方さえ固まってしまえばもうジプシーしなくて済む。

まだプライベートの予定しかないが、さっそく書き始めてうきうきしているところである。