完全感覚ドリーマー
月次の業務の引き継ぎを受けている。
言われたとおりに手順をなぞって
異常がないかチェックする。
異常に見えるものが、
対応必要なものかどうかの見極めは
「感覚」とのことだった。
全然引き継ぎになってない。
でも、わかるのだ。
あるよな。「感覚」でやってる仕事。
その日の気温や湿度で、コーヒーを蒸らす時間をコントロールするようなものではなく、
その日の上司が飲んだコーヒーの本数で、提出資料を持っていくタイミングをはかるような
ピンポイントすぎて説明する気も起きない
経験則に基づく感覚で。
月次の業務の引き継ぎをしてもいる。
ここはもう感覚なんだよな、と思ったら
何もかも諦めて
ここは感覚なんで、諦めてください。
と諦めを強要している。
全然引き継ぎにならない。