きっと独りで生きていく。

ただのライフログ。

眠らない悲しみで報復を誓った

ときどき夢に出てくる人にまた会った。 私も彼女も軍人だった。 国は真っ二つに割れていて、内戦の最中。軍までもが2つになっていた。 かつて仲間だった彼女は敵同士の立場になっていた。 不穏な街を彼女とともに抜けていく。 彼女の顔を知っている人がいる…

木漏れ日を避ける様に

同僚の最終出勤まであと少し。 いつかまた会いましょう、と別れたら大抵もう会うことはない。 そう思って思い返すと、なんだかんだ本当に会ってないのは半分いかないかもしれない。 付き合いがあっても、もう会わないだろう相手にはいつかまたなんて言わなか…

想いよどうか届いてほしい

3日続けば本物、という言葉をツイッターで見かけた。 3日続くようならその感情は疑いようのないもの、ということらしい。 会社に対しての憎悪が低減しないなら逃げることも考えろ、というような趣旨だった。 憎しみは消えない。感謝も消えない。 ずっと考…

ぐるぐるはらせん階段

頑張りたいのに頑張れないとき、ネジを回す。 資格試験の日が近づいているのに全然集中できない。危機感もない。 クズになってしまった自分を責める前にとりあえず勉強はやらないといけない。 ぼーっとしかけたら、オルゴールを鳴らす。 いつも元気をくれて…

君の声が戻ってくる

皆、桜が似合う姿をしていた。 自衛隊員となって2年目の春。 新入生を迎えるパレードに向かう道。 地獄のような日々が始まったばかりの頃、すでに満開になっていた桜の花弁を浴びていた。始まったばかりだったけど、もう長いこと地獄に囚われているような気…

きっとまたいつか そう君に会う

必ず戻ると決めて、迷わなかった。 夢を見た。 四方八方に機械があって、攻撃してきた。 私は逃げ出そうとしているらしい。実験体か何かであるらしい。 そして、今いる場所は現実世界ではなくシミュレーションのようなもので映画マトリックスのような世界観…

流したはずの涙より

理解してもらえなくて、理解してなかったことに気づく。 2カ月遅れで異動してきた同僚。ともに経験はゼロ。 2カ月の差は決して埋めさせまいと努力した。 与えられた環境の差はあって、埋められるどころか大きく引き離した。 私の業務を同僚に渡すことになっ…

失くしたって気付かぬ者からは

オフィスに着いて挨拶しようとして、声が出なかった。 目覚めたときから倦怠感がすごかった。咳も出た。 会社に着くまで声を出す機会がないので気づくのはそのとき。 電話に出てもなんだか上手く喋れない。ぼーっとしてしまって、かけてきてくれた方の名前を…

少し苦い君の匂いに

ビタミンを吸ってみた。 ここのところ、休日は天気が荒れている。 家にひきこもるのだが、いつも悩むのが喫煙事情。 室内が煙くなるのが嫌なのでタバコはベランダに出て吸う。 でも、あまりに荒れていると出られない。 ベランダの戸だけ開けて吸ってみるが、…

悲しみを抱えながら

最後のツイートがその日の青空だった人がいる。 毎朝ベランダに出てタバコを吸う。 その日の気温を肌で感じて、天気予報と併せて服を決める。 空模様は違っても、毎日同じ空を見上げている。 最後のツイートを見た日も、同じ場所から同じように空を見上げた…

空が蒼いように華が散るように

急に思い出した作品を、情報の海から見つけ出した。 小学生だったか中学生だったか、漫画雑誌に読み切りとして載っていた作品。 小説を漫画化したものだった。と覚えている。 彼女に振られた主人公が留守番電話を盗聴する話。 作者とタイトルは覚えていない…

Just hold on tight,it can be right

ここに来てよかったかい? 本当に急に聞いてくるものだからどきりとした。 上司とはいつも同じ時間に一緒にタバコを吸いに行く。 同じ部署になって話すようになってからずっと。異動を言い渡されたのは前日だった。 辞令が正式に降りたのは2カ月後だったけど…

ゆずれない明日をつかみ取るまで

これまでの、人生の軌跡を辿る旅。 自衛隊の課程を卒業して、少し休みをもらったときの話。 もうしばらくまとまった休みはとれないだろうと、一人旅を計画した。 バイクをレンタルして、それまでに暮らした地域を順にまわっていった。休みで実家に戻って、す…

痛みをかき消しあの日のように

久しぶりに洗濯機を洗っている。 なんとなくバスタオルの匂いが気にはなっていたものの腰が重かった。 先日購入した福袋はなかなか素敵なものが揃っていた。 せっかくだからしっかり洗濯できるようにと、久々にやってみた。 毎度毎度気が滅入る光景ではある…

But I feel the deepest emotions

宝箱もサンタクロースも見たことはないけれど。ネット通販で服を注文した。 福袋というやつで、お任せで服を詰め合わせてもらう。 気候が変わってきていよいよ着る服に困るようになってきた。実家で暮らしていた頃、家族で初詣に出掛けた帰りに母がいつも福…

自分とは何でどこへ向かうべきか

贈り物はいつも手紙だった。学生の頃はよく手紙を書いていた。 進学のために離れた地元に残る友人たちへ。 誕生日を祝いたいのだが、メールを送るだけでは味気ない。 かといって、処分に困ることなく喜んでもらえる贈り物を選べる自信もなく。 毎度、手紙を…

描きかけの今

あの頃の姿で、いつまでも。 自衛官だった頃の話。 ある課程を卒業するときに教官がムービーを作ってくれた。 流行りだった曲をBGMにして、私たちがぼろぼろになってる傍らで撮りためた写真を使って。 卒業時に一度、卒業から赴任までの休みに両親と一度…

もう一度朝と出会えるのなら

この身体で、死ぬまで生きていないといけない。 生まれたときと比べればだいぶ姿も変わったが、ずっと付き合ってきたこの身体。 まだまだ知らないこともあるようで、この期に及んで変わるところもあるようで。 好きなところもあって、気に入らないところもあ…

誰も気づかないような場所で

自分の好きな恰好するのが一番いいんだよ。 そう言ってくださった先輩がいるのだがそうも言っていられない。 急に気温が下がったここ最近。 以前からときどき着用するスカイブルーのセットアップジャケットがある。 ホストみたいでかっこいいと褒め言葉をい…

people talking without speaking

また不思議な夢を見た。 また私は学生だった。転校生だった。 夜更けに集まったクラスメートの約半数が半透明だった。 幽霊に近い存在のようだが恐怖心はない。 ただ、顔の判別がつきづらかった。 翌日の朝礼。日の光は影響するのか、辛うじて輪郭がわかる程…

君は冬の夢を見て鳴く蝉

よく頑張っているよ、と言った瞬間、彼女は泣いた。 ときどき夢に出てくる人がいる。 つい先日も出てきた。 仕事中の私の手を引いて、半ば強引に休憩に誘われた。 最近体調がよくなくて、そろそろ限界なのだと言う。 でも今の仕事を諦めたくないのだと言う。…

満身創痍で飾ってゆくほど

血が足りない。 数年に1度ほど、貧血の症状が出る。 手が痺れて、めまいがして、吐き気がする。 学生のころ全校集会で立っていられなくなってから症状を覚えた。 このくそ忙しい時期に、症状が出た。 死にはしないこともじきに軽快することもわかっているか…

君の耳を目を心を通り抜けたモノ全て

目は口ほどに。 先輩と同僚と飲みに行った。 合流したときには2人はもう出来上がっていて、いつも通り振り回された。 独りで生きていくなんて微塵も想像しない2人の話にはまるで共感できない。 それをわかっていていつも一緒にいてくれる。 先輩は帰宅し、…

But the fighter still remains.

戦の神に気まぐれに愛されている。 未だにスプラトゥーンばかりしている。 最近はときどきガチマッチにも参加するようになった。 時間を費やす割には上達しないものだと毎回思う。 それでもたまに鬼のようなプレイをすることがある。 今の自分は凄かった。率…

足で進んだ日々が今の君へ

一度きりの勇気がなければそれは自分だったかもしれない。 年内の退職を表明している同期がいる。 引き止めに遭っている。 有難いことなのだろうが、本人には重荷でしかないことがわかる。 先輩からその話を聞いた。 あいつのことだ。これは飲みに行く案件だ…

振り返れば夢の足跡

現業務での初めての出張。 君の膵臓をたべたい を行き帰りの飛行機で読むつもりだった。 上司があんなに喋るとは思っていなかった。 1日に話す言葉の数は人によって決まっていると聞いた。 出張先でも話すのはほとんど上司。 私の3倍はありそうだ。 2ページ…

Because I'm in charge of rainy days

晴れ渡った夏の日、いつも涙が止まらない。 目が日焼けしてしまう。 自転車で通勤していた頃は、サングラスが欠かせなかった。 今、スプラトゥーンをプレイしながら涙を垂れ流している。 瞬きを惜しんでプレイするものだから傷ついた目から涙が止めどない。 …

エンジンが違うんだ

人がふと見せる瞬間に、目を奪われることがある。 輝く舞台の上だったり 夜風の中の背中だったり 片隅のデスクの横顔だったり 人がきらめいて見える一瞬がある。 人間には、ほんの些細な何かから、言葉に表せないものを感じ取る能力がある。 自分にもその瞬…

360度すべて

気がついたら、もう定時。 幸せなことだと思う。 やることがないなど苦痛の極み。 とはいえ、この一週間は少し辛かった。システムの対応と、フローの構築を待たずに走り出す。 こうなると思った。わかっていた。皆わかっていた。 どこにでもあるような話だと…

突然降りだしたこのスコールみたいに

ドラマチックなエンディングは突然に。 書類を先週から探し続けていた。 前々期以前の書類が丸ごと見当たらない。 前期担当者とは誰とも話したがらなかった。彼が退職してから完全に行方不明だった。 どうしてもその書類は必要だった。 その書類が見つからず…