きっと独りで生きていく。

ただのライフログ。

足で進んだ日々が今の君へ

一度きりの勇気がなければそれは自分だったかもしれない。

 

年内の退職を表明している同期がいる。

引き止めに遭っている。

有難いことなのだろうが、本人には重荷でしかないことがわかる。

 

先輩からその話を聞いた。

あいつのことだ。これは飲みに行く案件だ。

同期に連絡をとってみた。

先輩と飲むからおいでよ、と返ってきた。

考えることは同じだった。

 

 

あのとき、見栄を張らずに「もうできない」と言えなかったなら。

選択を積み重ねて今がある。

 

ほんの少しの勇気は幸せを持ってこないかもしれない。

でも勇気で採った選択は自分を信じる力になる。

 

「自信は自分を信じるって書くのよ。自分を信じて行動しないと前に進めないのよ」

母の言葉を覚えている。小学生にもなっていない頃だったと思う。

ありがちな言葉だし、漢字を習っていない子供に言うにはどうだろうという気もするけれど。

 

柄じゃないのだけど、飲んだらこんな話ばかりする。

振り返れば夢の足跡

現業務での初めての出張。


君の膵臓をたべたい
を行き帰りの飛行機で読むつもりだった。
上司があんなに喋るとは思っていなかった。
1日に話す言葉の数は人によって決まっていると聞いた。
出張先でも話すのはほとんど上司。
私の3倍はありそうだ。
2ページくらいしか読まなかった。


過去から現在に至るまで。色々なことを話した。
いつだって思い通りの人生は歩んでこなかった。
でもいつだって今が一番幸せな人生だ。


こんな職種に就いて、こんな業務を担当して、こんな出張に行かせていただいて、
想像したこともなかった。
将来を想像してみて、その通りになったことは一度もない。
きっとこれからもそう。


妄想癖がある。
考えられ得る最高の状況を頭に浮かべて生きている。
その一方で、想像している場面は決して訪れないことを知っている。
いつも現実は軽々と想像を超えてくる。


こんなはずではなかった。
笑っていつもそう言っている。

Because I'm in charge of rainy days

晴れ渡った夏の日、いつも涙が止まらない。

 

目が日焼けしてしまう。

自転車で通勤していた頃は、サングラスが欠かせなかった。

今、スプラトゥーンをプレイしながら涙を垂れ流している。

 

瞬きを惜しんでプレイするものだから傷ついた目から涙が止めどない。

誰もが同じだと思っていたがそうでもないらしいことを最近知った。

きっと、人より薄い虹彩のせいなのだろう。

眼鏡はUVカット仕様以外選択肢にない。

 

昨日は凄まじい天気だった。

梅雨入りの日に生まれた私は、少し雨男の気がある。

予定を入れた日は、いつも天気が悪い気がする。気がするだけかもしれないが。

 

妹は台風が上陸した日に生まれた。

雨にも風にも祝福される家系なのだと思うことにしている。

 

明るい日差しも、夏の太陽も大好きだ。

でも涙が溢れ出る今日のような日は、

何かと会いにくる雨のことが少し恋しくなる。

エンジンが違うんだ

人がふと見せる瞬間に、目を奪われることがある。

 

輝く舞台の上だったり

夜風の中の背中だったり

片隅のデスクの横顔だったり

人がきらめいて見える一瞬がある。

 

人間には、ほんの些細な何かから、言葉に表せないものを感じ取る能力がある。

 

自分にもその瞬間はあるのだろうか。

最高に格好いい姿を目撃した時も、グラスを置いた、とかだとわざわざ伝えない。

自分にもあるに違いないと信じたい。

 

一番記憶に新しいのは、「タバコを吸う姿がきれい」だった。

素直に嬉しい。

でもベランダで吸っているとき、窓に映る自分を見たときは全くそう思わない。

 

意図しない、真剣さや想いのにじみ出るような瞬間の格好良さも素敵だが

自分が最高に輝ける瞬間を見せつけられるのもまた素敵だ。

まあ見ていてくれ、と宣言して華麗に何かを成し遂げてみたい。

「何か」のイメージは全く以てつかないけれど。

 

「今日イチのオレを見せます!」というロゴの入ったTシャツを

陸上部の仲間がよく着ていた。

トップじゃなくてもいい。

最高に格好いい瞬間を自分も手に入れたい。

360度すべて

気がついたら、もう定時。


幸せなことだと思う。
やることがないなど苦痛の極み。
とはいえ、この一週間は少し辛かった。

システムの対応と、フローの構築を待たずに走り出す。
こうなると思った。わかっていた。皆わかっていた。
どこにでもあるような話だと思う。
いざ自分が渦中にいると、普通にしんどい。

走りながら造っていく。
次はうまくやってやる。
そうして何とかしてきた先人がいたのだろう。
どこにでもあるような話だと思う。

またプロジェクトが立ち上がるときには、もう少しでいいから慎重になることが重視されるといい。


願わくば、この反省を聞き入れてくれますように。

突然降りだしたこのスコールみたいに

ドラマチックなエンディングは突然に。

 

書類を先週から探し続けていた。

前々期以前の書類が丸ごと見当たらない。

前期担当者とは誰とも話したがらなかった。彼が退職してから完全に行方不明だった。

どうしてもその書類は必要だった。

 

その書類が見つからずに責任をとるのは私ではなかった。

しかも他部署の方だったから必死に探していた。

それでも目前に迫った期日までに見つけられない可能性がいよいよ高くなってきて、

代替案を相談していた。

 

緊迫した様子を見ていた同じ部署の同僚と上司が一緒になって探してくれた。

誰もその書類を見たことがなかった。誰が管理していたのか誰も知らなかった。

やっぱり見つからなくて、残るは倉庫にある何百の段ボール。

 

どこにもないならあそこしかない。でも明日までに見つけられないかもしれない。

 

皆が黙った瞬間、ロッカーの向こうから壁を叩く音と上司の声。

見つかった。誰も書類があるとは思っていなかった場所だった。

 

上司がたまたま今日その部屋に入った。

書類が少し保管されているのをそのとき知り、ふと思い出して探しに入ったら見つかった。

そこに書類を移したのが誰だったのか、もう誰もわからない。

 

そこにいなかった誰に話してもとるに足らない出来事だった。

お騒がせしたことを当の他部署の方へ謝りに行けば呆れていた。

だけどその様子を見ていたから笑ってくれた。

関係ないような顔をしていた人も、居合わせた人は皆「ドラマみたいだ」と言った。

 

全員が主人公じゃない、舞台裏のような日常のドラマは世界中で起きているはず。

あの窓の光の中でどんなドラマが起きているんだろうとよく想像していた。

 

ドラマはいつだって想定の範囲外。

毎日はいつだって想定内に収まってくれない。

良かった事だけ思い出して

ネットが普及し始めたころ、チャットが流行した時代があった。

 

まだランドセルを背負っていた頃、夢中になっていた。

急にそのことを思い出して、懐かしくなった。

 

見知らぬ誰かと先のない関係で話すのは楽しかった。

もうどんな話をしたかも、相手のハンドルネームも覚えていないけど。

 

というわけで今日やってみた。

スプラトゥーンもフェスを散々遊んで少し休みたかった。

 

変わらず、楽しかった。

恋の話をした。

ちょっとだけ、独りで生きていく意志が揺らいだ。

 

独りじゃなかったときは幸せな時間でもあった。

今日も話相手がいて、楽しかった。